クラッチの分解 その1 ハーレー アイアンヘッド xlch 

こんにちは。
アイアン太郎です。

今回、なぜプライマリー周りの分解をしたかと言うと、理由は下記の3点。

1.アイアンさんのプライマリー周りの構造を確認してみたかった。
2.ジャダが出るので、その原因追及と修理
3.キック抜けの修理

前回のドレンの修正に関しては想定外でしたww

では、早速1番の構造確認と2番のジャダの原因について究明すべく、分解の前に色々予習。
まずは、クラッチの構造をマニュアルを見て確認。

ふむふむ。
エイゴは、google先生に翻訳してもらっています。

だいたい自分なりに理解しました。

私の解釈
■クラッチレバーを握っていない状態の場合
クランクの回転をチェーンを介して受け取った
クラッチシェルはプレッシャープレートと
アウタープレートの間で圧縮されている
フリクションプレートとスチールプレートの
摩擦力でクラッチハブを回しているのですね。

■クラッチレバーを握った状態
アウタードライブプレートと、プレッシャー
プレート間が広まり、フリクションプレートと
スチールプレートの摩擦力が無くなり
フリクションプレートはシェル側と共に
回転し続け、スチールプレートはハブ側と共で
動力が切れる仕組みですね。

いつか、クラッチの構造については、
自分の備忘録として解説動画を作っておきたいと
思います。


次に、ジャダについて、原因は下記が多いとの事。
・プレートの偏摩耗やひずみ
・クラッチシェルのガタ
・プレッシャープレートの不具合
はい。了解しました。

では、実際に分解してみましょう。

自作したスプリングコンプレッサーを使って
プレッシャープレートのボルトを緩めます。
あとは、順番に取り外すだけ。


この様なものは、取り外した順番通りに組んだ方が良いというのが通説です。
順番はきちんと管理しましょうね。
(きっとドライブプレートとスチールプレートの当たりの関係から、そうなっていると思うのですが
バラバラになっても、しばらく走れば新しい当たりが付くでしょって思います。)


あ、取り外す前に、アウタードライブプレートと
リリーシングディスクのmin(ミニマム)1/8”の
スキを確認しておくと、不具合の原因がつかみ
やすくなるので良いでしょう。
(組上げた今になって測定しておけばよかったと思ったので書いています。。。)



簡単ですね。
取り外しに関しては、以下の動画もご覧ください。

今回、使用した工具はこちら
【オリジナルのスプリングコンプレッサー
自作品です。


では、今日はこの辺で。
読んでまってありがとね。


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