海外から届いたばかりの車両の現状把握

アイアン現状把握し太郎

こんにちは。
アイアン太郎です。

今回は、車両の現状把握についてのお話。

ガレージに引っ張ってきたアイアンさん
まずは、全体の印象。
CRAZY1も’78アイアン乗りですが、彼曰く、すごく程度が良いとの評価をいただきました。

エンジンのかかりもすごく良いです。
白煙の状態もこんなもんでしょう。イメージ通り。

次に車検整備に関わる部分から見ていきましょう。


リアタイヤに変な傷がついています。ストラットのボルトが長いのが入っていたので
それが干渉したのでしょう。
このままではきっと車検NGなので、雰囲気の良いチューブタイヤに交換します。
そしてボルトはCRAZY1からの納車祝いの品で交換。

フロント回り。ブレーキディスク、キャリパーが社外に交換されています。
個人的には穴あきローターよりも、プレーンな方が古くて好みです。
フロントブレーキはオイル、パッドともにオッケータイヤの溝もオッケー
こっちも、チューブレスタイヤが入っています。
リフレクターが無いのが寂しいです。何で取っちゃったんだろう。

リアブレーキが点灯しません。
’78独自の構造部を見てみると、スイッチが壊れています。
また、スイッチ類を固定するプレートを位置決めするピンが無いので
ブレーキを踏むたびにガタ分でプレートが遊んで
ブレーキスイッチの先っぽに負荷が掛かって折れてしまうのでしょう。
適当に採寸してピンを製作しておきます。
スイッチは、耐久性が良いと言われているベルリンガー製に交換します。

リアブレーキシューはもう少しで交換かな。
チェーン、スプロケはまあ、オッケーでしょう。

リアの右ウインカーが点灯しません。
テスターにて、信号は来ているので、これは玉切れですね。

ヘッドライトはシールドビームですね。ガラスライトのR形状がステキ。
後日、光量を測定しに行ったのですが、光が散らばりすぎて測定できず。。。
R形状のH4タイプに交換します。

リアサスのブッシュが上下切れています。
このままだときっと車検に通りませんので、交換です。

ホーンが付いていません。スイッチ、配線はあります。テスターにて
生きていることが判明。ホーンを取り付けるだけでオッケーですね。
あと、キーシリンダーがON-OFF-ON(ライト)と純正とは違う様です。

気になるオイル漏れもこの当時はほとんど無し。優秀です。
あとは、バッテリー交換、光軸調整、スピードメータのキロ表記、
シフト表示、リフレクター、シートベルトをやれば車検は通りそうです。

他には、車検に関係ない部分として
ネックの穴に、しゃれたメクラフタがあります。

タイマーカバーを開けてみると、ダイナSが入っていました。ラッキー
変なコインのスペーサーが入っていますが、何でしょう。
でも、後日、ここでも少々苦労します。。。

キャブのチョークが針金でカスタムされています。
ガソリンホースが謎のエクステンションされています。
ファッションでしょうか。
色々言われているケイヒンバタフライですが、今でも使っています。
なんてったって、名前がカッコいい!

キックの所のカバー。メッキのタイプに交換されています。
個人的には、めっきじゃ無い方が好みですが
キックのスプリングのストッパーがボルトだし
グリスニップルも無し。
ワイルドだろぉ

バッテリー座のブッシュが入っていません。
バッテリーを止める金バンドも自作っぽいww

プライマリーカバーにダイス&ファイヤーパターンの落書き

以上、カリフォルニアのオーナーの元から我が家にやってきたアイアンさんの状態でした。


車両の状態は、ストリートマシーンズさんのサイトの写真や
動画、事前の電話での打ち合わせでほぼほぼ把握していました。

実物を見ての感想は、私のイメージ通りで、控えめに言っても最高でした。
良い個体が国内で買うよりも、ずいぶんお値打ちに購入する事が出来ました。
ストリートマシーンズさんには感謝です。

あー、何回も言いますが、案件ではないですからねwww

まだこの子は、日本語がわかりませんのでしっかりと整備していこうと思います。

では、今日はこのあたりで。

次回は、輸入新規登録の流れについてのお話の予定。
読んでくれてありがとね。

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